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フィフティーズ老ディーの自転車生活、夫婦でポタリング … リハビリで始めた自転車どこまでいけるかな…
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報道「省庁が障害者雇用水増し、軽度も加算の疑い」について意見


数字を誤魔化したという総論については確かにケシカランと思いますが、各論ではむしろ適切な対応ではないかという意見です。


「障がい者手帳の無い糖尿病患者を、障がい者として雇用していた」ことが問題のひとつに挙がっていました。


これ、むしろ、妥当な対応だと思うんですけどね。糖尿病と言っても、1型、2型、インスリン依存の有無で分かれるんでしょうけど、インスリン必須の患者は、障がい者手帳が無くても、障がい者雇用の対象に含めてもいいでしょう。もちろん、軽度の2型は対象外にして。

さらに、障がい者手帳のない、指定難病患者も含めましょう。

・採用側は、現状では、狭い対象者の中から人材を採用しなければならず、法定雇用率の達成に四苦八苦しているのですから、対象者の絶対数が増えることで、選択の幅が広がって助かる。職場に適した人材を採用しやすくなる。

・実務能力に欠けている障がい者を無理に採用した結果、周囲の同僚に多大な迷惑をかけ、職場全体の生産性が低下してしまうという弊害が減ることも期待できる。

・障がい者手帳は無いけれど、様々な面で健常者にはないハンディを抱えている慢性疾患患者にも、就業および社会参加の機会が増える。

双方にとって、いいじゃないですか!

この案の利点は、障がい者手帳所持者の数を増やさないので、障害年金の受給者数を増やさないところにもあります。行政側の財政にも優しい方向です。


※僕自身は、血糖値正常で、糖尿病とは無関係ですよ。念のため。
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若くして急性心筋梗塞を起こした方へのメッセージ

このブログを書き始めた目的は、そもそも自分のリハビリ経験を書き残すことでした。
もし、どなたかの参考になることがあれば、幸いです。

20代から30代にかけて我武者羅に働き、ようやくある業種の仕事で花を咲かそうというときに、
猛暑日のゴルフ練習場で急性心筋梗塞を起こしてしまいました。
まだ40代に入ったばかりの頃です。

冠動脈に貼り付いていたコレステロールのプラークが突然はがれ、そこに血小板が凝集して動脈を塞いでしまうという若い世代に多いタイプの急性心筋梗塞。Jリーグの現役選手が亡くなったことがある。



不幸中の幸いだったのは、治療が早く行われたこと。
後遺障害が最小限で済みました。

2度の手術を経て、退院。

早期の社会復帰を目指して、リハビリに取り組みます。
しかしながら、最初の4年間は、芳しくありませんでした。
自宅の1階から2階まで階段で上がるのに、最低1回は休まなければならないくらいの体力しかなかったのです。
旅行に出かけても、坂道を上るには妻に後ろから腰を押してもらう必要がありました。

人並みに働くことができなくなりました。体力勝負の仕事は全く無理。
ストレス耐性も無くなってしまい、業務の重要な局面で支障をきたすように。
闘病中に、主だった仕事をいくつも失ってしまい、残ったものはわずか。
失意の日々を過ごします。

そんなとき、あるワークショップがきっかけで自転車という素晴らしい趣味と出会いました。
ロードバイクが自分の肉体には大変適していたようで、その後はリハビリが一気に進展。
心肺能力が劇的に向上して、日常生活では、あまり不自由を感じることはなくなりました。
日ごとに速く、遠くまで走れるようになっていくことが嬉しくて嬉しくて。
自転車に乗ることが楽しくて仕方がなかった時期です。

ついには、心臓にメスを入れたことさえ忘れてしまい、

「もしかしたら、健常者と同じ体力を得られるんじゃないか…」

そんな夢を見るようになりました。
こんな私でも、20代の前半までは、いっぱしのスポーツマンを気取っていて、身体能力には過剰なほどの自信があったのです。

「若く健康だった頃の自分に戻りたい…」


その夢をかなえるため、リハビリの成果を確認したいがために、ブルべへの挑戦を決意します。

※ブルべとは、公道に設定されたルートを制限時間内に自転車で走り切るスポーツ。200km、300km、400km、600kmの区分がある。年齢や性別によるレベル分けがない。



主治医は当然反対しましたが、僕の意思が固いことを感じとり、

「少しでも危険を感じたら、リタイアする勇気を持ってください」


と、背中を押してくださいました。
この一言に込められた優しさは生涯忘れません。まさしく名医の言葉でした。

もちろん、本格的なスポーツに取り組む上での医学的な前提条件をクリアしていました。

心筋梗塞の痕跡が認められるが、心不全はほとんどない。
狭心症の兆候が全くない。
血液検査に異常値が見られない。


ちょうどこの頃から医学界でも、心臓発作後は安静に務めるより、早い段階から積極的なリハビリをした方が、
圧倒的に予後が良いという新しい認識が広まっていた時期でした。


ところが、現実は厳しい。

健常者のブルべ参加者に比べれば、脆弱な肉体の持ち主である自分には、200kmを走りきるという
一番下のクラスでも過酷すぎて、なかなか達成できません。
急な坂道は極端に苦手。途中で何度も足つき休息をしなければなりません。
(そもそも、心筋梗塞を起こしたエンジンなので、それがアタリマエ)

頑張って長距離を走ってきても、途中で目が見えなくなったり、両膝をひどく痛めてしまったり、
直観的に身の危険を覚えたりと、さまざな理由で、リタイアを繰り返しました。

それでも、諦めずに挑戦を続けました。

「今回はダメだったけれど、次はきっと行けるさ!」


そんな楽観的な考え方ができたのも、自転車が好きだったからです。

そのうちに、時々は成功するようになりました。
何枚かの認定メダルを獲得できたのは、自分としてはよくやったものだと思います。

(実際、医学的な常識に照らせば、本当に大した成果なのですよ!)


さらに上のクラスへの挑戦を開始します。
幸か不幸か、その頃から公私ともに多忙になり、自転車に十分な時間を割けなくなってきました。
わずかに残った仕事を大切に育ててきた努力が実り、忙しくなってきたのです。

50代に入ると、リハビリによる能力向上の速度と、加齢による衰えの速度が逆転してしまったようで、
自転車に乗っても、走力の向上を感じられなくなってしまいました。
命をつなぐため大量の薬を飲み続けていることも、衰えを早める一因かもしれません。

家族の反対もあって、これ以上のブルべ挑戦は止めることにことにしました。
ブルべ制覇の夢はかないませんでしたが、その過程で、日常生活に不自由のない心肺能力を取り戻すことができたのですから、悔いはありません。

以上が40代前半で急性心筋梗塞を起こし、その後10年にわたってリハビリを続けた、おじさんの記録です。

心臓に限らず、内臓にメスを入れた場合、リハビリによる回復には年単位での時間がかかることが多いようです。
自分に適したリハビリ方法を見つけて、焦らず、諦めず、マイペースでリハビリを続けて下さい。
停滞している期間があっても、何かのきっかけで大いに進展することがあります。
臆さずに、様々なことに挑戦しましょう。自分が楽しめる方法が最上のリハビリかもしれません。
ただし、リハビリを続けていけば、無限に能力が向上するというものでもありません。いつかは限界に行きつきます。
限界に気が付いたら、時間をかけて、その事実を素直に受け入れましょう。
そして、長年にわたりリハビリを続けてきた自分を称えましょう!
自分に残された可能性を最大限に引き出したのだから

ノバルティス元社員を逮捕=高血圧薬データ不正操作事件

高血圧治療薬ディオバンの論文不正操作事件の続報


【時事通信 6月11日(水)11時16分配信】

ノバルティス元社員を逮捕=高血圧薬データ不正容疑―東京地検

 製薬大手ノバルティスファーマの高血圧治療薬ディオバン(一般名バルサルタン)の臨床研究データ操作問題で、東京地検特捜部は11日、薬事法違反(誇大広告)容疑で、同社元社員の白橋伸雄容疑者(63)を逮捕した。 


ほう。

「どうせ、有耶無耶にされてお終いだろう」と、悲観していたけれど、検察が動いてくれたんですね。
高血圧患者として、少しは、溜飲が下がる思いです。

でも、ノ社元社員が一人で罪をかぶって手打になるのかしらん?
これだけ大規模な不正・ねつ造、その報酬としての多額の寄付金をたった一人の社員に決済できるはずがないのだから、ノ社の組織的犯行でしょう?

不正に関与した医師(=研究者)への責任追及はないの?
積極的に主導はしてなくても、ねつ造データに気が付かないはずがないのだから、それこそ「未必の故意」で有罪でしょう?

医師というのは社会的に優遇されていて責任のある地位なのだから、
なお更、けじめをつけて欲しい。

※関連記事
ディオバン論文不正操作事件について、医療者に訊いてみる
高血圧治療薬ディオバンの論文不正操作事件

2013年2月ワークショップで実行宣言したアクションプランを1年後に達成!

思い起せば、2012年5月6月に慢性疾患セルフマネジメントプログラムのワークショップに参加したのが始まりでした。
  ※主催 特定非営利法人 日本慢性疾患セルフマネジメント協会

ある週のアクションプランとして、

家族のママチャリを借りてスーパーまで買い物に行く。


を実行しました。

それはママチャリで始まった

往復でわずか2キロの道のりでしたが、荷物が増えた帰り道で漕げなくなり、押し歩いて帰宅。それでも、自転車に乗るのがとても気持ち良くて楽しかったのを、今でもよく覚えています。

それがきっかけとなり、急性心筋梗塞後の心肺機能リハビリとして自転車を始めることに。

※もちろん、血液検査、心エコー検査などを万全にして危険のない範囲内で。


幸いだったのは、自転車という乗り物が自分の心肺機能の改善に非常に適していて、予想以上に機能回復できたこと。(それでも、正常下限の70%くらい。)

数か月後には、安いロードバイクを購入してサイクリングに出かけるようになります。少年時代の夢だった渥美半島一周を30年以上経ってから実現させました。

その後、縁があって自分はボランティアのリーダーになり、2013年2月3月名古屋で開催された慢性疾患セルフマネジメント・プログラムのワークショップを担当しました。


自分が発表した長期目標アクションプラン。

   

ブルベという自転車イベントに参加して完走する。



ブルベとは、厳しい気象条件を克服して200kmの難コースを決められた時間内に完走する過酷なスポーツ(汗)。

ブルベ名古屋200のコース


ブルベに参加する人をランドヌールといいます。


一般人でもとりわけ体力に自信があって、健脚自慢の人々が参加する厳しいスポーツイベント。自分のように病歴があって心肺能力に制限のある人間が同じ土俵で戦うのは非常に辛い経験。上り坂になるたびに、他人と自分との身体能力の差を嫌が上でも痛感させられます。たとえ、それが、わかりきったことであっても、何度も現実を見せつけられると、悔しいを通り越して悲しい気持に。病人でもオスの闘争本能ってヤツが残っているんですね。

昨年は途中で体に異常が起こったため果たせませんでした。結果は残酷なもの(途中で角膜混濁を起し走行不能に)。
その後も、2度の失敗を経て、
ちょうど1年後に達成しました。

失敗続きの中でも、機材を工夫したり、一緒に走ってくれる仲間を見つけたりして、諦めずに前に進みました。

本当にビリ(苦笑)の方だったけれど、なんとか制限時間に間に合って、
アクションプラン達成しました!(笑)。

もしかすると、当時のワークショップ参加者がご覧になっているかもしれないと思い、この場で報告しました。

ディオバン論文不正操作事件について、医療者に訊いてみる

患者としてARB高血圧治療薬ディオバンの論文データ捏造事件について思う の続き。

この一連の不正操作事件については、医療界として患者(≒国民)に説明責任があるのは明らかです。
※もちろん、医療現場で一生懸命やっておられる一人一人の医療者に責任があるわけではないのですが。

循環器内科への通院日、主治医に、ちょっと話題を振ってみました。

「……」。


予想どおり。はぐらかされました。

お医者様は、医療界カーストの最上層に君臨するバラモン。下位カーストの患者ごときが、しつこく食い下がることはできません。
※いまどき、それをやると、たちまちモンスター印を付けられて、迫害を受けます(苦笑)。

小心者の自分は、あっさり引き下がりました(爆)。

診察を終えて、調剤薬局に向かいます。

今日の担当薬剤師は、人の良さそうな若手の新人さん。遠慮なく、こちらの疑問をぶつけてみました。

ディオバンは、高血圧治療薬としての降圧作用については、他のARBと大差はなく、使用に問題はないんですよ。


はは~ん。

またしても予想通りの模範解答。でも、それじゃ、ノバルティス社の回し者みたいですよ。

ちょっと、突っ込みを入れました。

降圧効果に大差がないから、それ以外のエビデンスがあることをアピールして、差別化をはかって売り込んでいるんでしょう?
普通の世間感覚では、あれは詐欺と同じ、極めて悪質な行為だよ。


すると、こちらが事情を知っていることがわかって、観念したのか、本音が…

日本の制度では、臨床研究のための国家補助金の90%が東京大学と京都大学の2大学に集中的に配分されるんですよ。残りのわずか10%を他の大学で分け合うことになります。

当然、その他の大学は研究予算が全く足りないので、資金力のある製薬メーカーの寄付金をあてにしているんです。製薬メーカーの資金援助がないと、大半の大学では臨床研究がなりたたないんです。

スポンサー頼りの臨床研究だから、スポンサーに都合の悪い結果を論文として出すことはできません。



なるほど、それは、医療界の構造的な問題ということなんだね。大学だって、研究活動をしないと存在意義がなくなっちゃうからね。


やはり、多くの患者が感じていた通り、医療界は、製薬メーカーの絶大な影響下にあるようです。

そういう土壌があるようでは、今回の事件のような不正が、横行しているんじゃないの。


それについては、お答えできません。


それは~、その通りだと言っているのと同じですね。

若い薬剤師さんには、気の毒だったけれども、誠実に答えてくれたのは感謝。
社会に出て日が浅いせいか、まだ現実に毒され切っておらず、普通の倫理観を保っている彼には希望を感じました。

あなたは、まだ若くて将来のある人だから、言うんだけど、
医療に携わる人にとって最も大切な資質は、倫理観だからね。
医療者を信じて頼っている患者のことを、忘れないでよ…



もし、今回のような捏造・不正操作が、一般の消費財であった場合。
たちまち不買運動がおこり、流通自体が拒否されるのが常識(※雪印乳業事件など)。

ディオバンが今でも大きなシェアを保って処方され続けているのは、おかしいと思うのは自分だけでしょうか。
代替できる同種薬が多数あるのに(※ノ社自身がそれを認めているじゃないの)??

代替できるARB高血圧治療薬
ニューロタン ※ジェネリック有、おだやかな降圧
ブロプレス  ※あと少しで特許切れ、ジェネリック発売可能性大
ミカルディス ※メタボ対策にも
オルメテック ※強力な降圧作用
アバプロ   ※メタボ対策にも
アジルバ   ※強力な降圧作用、夜間早朝高血圧の抑制に
プロフィール

老ディー

Author:老ディー
愛知県の真ん中あたりに在住のフィフティーズ自転車少年。
あることがきっかけで、30年ぶりに自転車の楽しさを再発見しました。
持病と上手に付き合いながら、日々マイペースで楽しんでいます。
フォーティーズの自転車女子も時々登場♪。

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