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フィフティーズ老ディーの自転車生活、夫婦でポタリング … リハビリで始めた自転車どこまでいけるかな…
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慢性疾患セルフマネジメント・プログラムのワークショップを薦められるか?

自分がボランティアのリーダーとして、初めて担当したCDSMPワークショップのレポート

※CDSMP = 慢性疾患セルフマネジメント・プログラム


ワークショップ冒頭の自己紹介では、赤裸々な告白が語られることもある。

ワークショップのルールとして、互いのプライバシーを尊重することが確認され、進行役のリーダー自身が慢性疾患を持つ身であるという安心感も手伝って、心を開く気になるのだろう。様々な病気を抱える参加者が長い間抱えてきた心の痛みや葛藤が、率直に語られ、涙ぐむ人も少なくない。

一人一人が、それまで、周囲の人はもちろん、親しい友人や家族にも話したことのない、痛々しい心情を吐露していく。一時的にではあるが会場は重々しい空気に包まれる。


すると、不思議なことに、その後は気持がすっきりしてしまうらしい。ワークショップの日程が進むにつれて、参加者の表情が明るく変わっていく。終盤では、別人のように生き生きとしてくる。

個人的な見解だが、CDSMPにものすごく画期的なノウハウや、斬新なアイデアがあるとは思わない。ある意味、当たり前のことを毎週当たり前に少しずつやるだけのことなのだ。だが、参加者同士で助け合い、支え合いながら、各種のプログラムをバランスよく実行していくことで、参加者の心に変化が生まれる。こうして、心理学でいうところの「自己効力感」が養われていく。

※自己効力感 = 自分はうまくやっている、自分は問題にうまく対処できているといった、自分を肯定的にとらえられる感覚


同じ病気を持つ人の集まりである患者会との違いのひとつは、CDSMPが参加者を特定の疾患に限定していないことだ。
慢性疾患を複数抱える自分であるが、正直にいうと、他人の病気のことはよくわからないし、わかったような振りをするつもりもない。ただ、完治することのない病気を持つ大変さは大いに共感できるし、社会生活での苦労や心の痛みを分かち合うことはできる。
同じ病気を持つ人同士だと、なまじ知識があるばかりに、どうしても自分と相手の病状を比較して、自分よりも重い・軽いという意識が先に立ってしまうことがある。相手の病気をよく知らないことで、そうした無用な比較を避けることができる。

また、CDSMPが米国スタンフォード大学で研究開発され、各国での運用を通じて、見直しや練り直しを重ね、完成されたプログラムであることも大きな特徴である。進行役のリーダーは、マニュアルに忠実にワークショップを進めていく。いつどこでワークショップに参加しても同じ内容が受けられるのだ。

中日新聞によるワークショップ取材記事 会場の写真付き。

セルフマネジメントプログラム産みの親の1人であるホルステッド・R・ホールマン氏(スタンフォード大名誉教授)

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プロフィール

老ディー

Author:老ディー
愛知県の真ん中あたりに在住のフィフティーズ自転車少年。
あることがきっかけで、30年ぶりに自転車の楽しさを再発見しました。
持病と上手に付き合いながら、日々マイペースで楽しんでいます。
フォーティーズの自転車女子も時々登場♪。

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