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フィフティーズ老ディーの自転車生活、夫婦でポタリング … リハビリで始めた自転車どこまでいけるかな…
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ディアウォールを使って垂直に立てた2×4材で自転車ラックを自作

日々増殖し続ける自転車グッズ。

すでに1室が自転車専用ルームになってしまいました。
収納を工夫しないと収拾がつかなくなります。

立体的に自転車を保管するのも一つの方法。
専用のバイクラックが市販されていますが、DIYで安価に自作できることを知ったのでチャレンジします。

ホームセンターで 2×4材を買って、取り付け箇所の天井高マイナス45mmの長さに、カットしてもらいます。
ディアウォールと2×4材
在来工法の木造住宅では、同室内でも天井高にけっこうな誤差があります。(工法が原因?) かならず実測しましょう。
3mのSPF2×4材の価格は700円くらい。カット代はホームセンターの会員サービスで無料でした。


ディアウォールというのは、一言でいうと、2×4材をツッパリポールにするための器具。
万一、長さが足りなくても、スペーサーが3枚ほど付属しているため、多少の調整が効きます。

2×4材を立てる
しっかり柱が立ちました。

ディアウォールを使う方法は、賃貸住宅や寮の壁にビス穴を空けられないといったケースで人気があるようです。
自己所有の住宅でも、たいてい壁の中は石膏ボードで裏側は空洞になっていて、1mおきくらいに細い間柱が入っている構造。必然的にバイクハンガーを固定できる箇所が限られてしまい、場所の自由度がありません。

その点、ディアウォールを使えば、どこでも立てられるし、いったん設置した後からでも場所の変更が簡単にできることがメリット。

ミノウラのバイクハンガー4
バイクハンガー4
強度のあるスチール製。
固定用のビスが長短2セット付属しています。
2×4材には、短い方を使用しないと裏側に突き出てしまいます。長いのは壁面固定用かな?

ドリルで下穴
念のため、ドリルで下穴をあけておきます。

バイクハンガーをビス止め
ビス止めします。クラッチ付きの電動ドライバーはオーバートルクにならなくて便利です。2×4のSPF材は柔らかいので、インパクトドライバーの必要はないでしょう。

バイクハンガー固定完了
バイクハンガーの固定が完了しました。DIYバイクラックの完成。

さっそく、女房のクロスバイクをかけてみます。
バンクハンガーにクロスバイクをかけてみる
う~ん。想像していたよりも前面に出っ張って、圧迫感があります。
バイクハンガーを壁面に直接固定してしまえば、もっとスッキリしそうですが、ずっとその場所を自転車収納で使い続けるとは限らないため、持家とは言っても壁に穴をあけるのは気が引けます。そもそも女房の許可が出ませんから…(苦笑)。

上下2段構成にして2台収納をすれば、スペース効率がよくなりそうです。

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【 2017/01/11 (Wed) 】 自転車生活 機材・整備 | TB(0) | CM(0)

ピナレロ GAN S で200km超えのロングライドに挑戦

2016年秋、一番楽しみにしていた輪行で行く房総半島一周の旅

ところが、直前のシドニー旅行で、風邪を持ち帰ってしまいました。
熱こそ大したことは無いものの、まるでインフルエンザのような症状が5日間続きました。
(インフル検査は陰性)

ようやく、快復したのが輪行旅行出発日の2日前。試しに20kmほどバイクに乗ってみたところ、
上りはともかく、平地ではまずまず走行できました。体力は低下しているものの、自転車旅はできそうな感触。

かなり迷いましたが、体力的に厳しいのは承知の上で、自転車輪行の旅を決行。
まぁ、行けるところまで行って、限界だと判断した時点で、途中から輪行帰還すればいいのだから…。

機材は GAN S、 足回りに ZONDA を選択。

■新幹線輪行で京葉線の稲毛海岸駅まで

稲毛海岸駅ホーム
稲毛海岸駅前のビジネスホテルに前泊。前夜のドカ食いがいけなかったのか、夜中の2時過ぎに目が覚めてしまい、そのまま朝まで眠れず。

睡眠不足のまま、早朝6時頃に出発。
稲毛海岸海浜公園スタート地点

まだ季節は秋ですが、10月の下旬になると、朝はかなり冷え込みます。
当日は好天に恵まれ、まずまずの自転車日和。

房総半島一周のルート

まずは、半島東側の外房総を目指します。

■ 美しい房総の里山

市街地を抜けて、郊外に出ると、房総半島の根元。北西から南東方向に房総半島を横断します。
幹線道路を外れると、長閑な田園風景が続きます。
秋の房総里山。この辺りは、とにかく景色が美しくて感動しっぱなし!
来てよかった~!

大喜多のコンビニで昼食休憩。

丘をいくつも越えて御宿まで出れば、太平洋岸に到達。
ここから海岸線沿いを鴨川まで南下します。

■ リアス式海岸の外房

リアス式海岸のアップダウンが続いて、けっこう厳しいルート。
この海岸線も独特の景観があって、眺めていて楽しい。
外房総リアス式海岸絶景

温泉地の勝浦を抜けると、断崖絶壁の下を走行したり、トンネルを何度もくぐったりと、いっそうルートが厳しくなります。

すでに走行距離が100kmを超えていますが、まだまだ脚がよく回り、体力的に問題ありません。

鴨川まで来ると、砂浜のビーチ沿いの平たん路になってきました。観光地っぽい雰囲気に。

おお! これが鴨川シーワールドか?

名前だけは耳にしたことがありますが、実物を初めて見て感激。

ここから、また内陸に入って、愛宕山の峠越えをします。

ゆるやかな上りが続き、淡々と上がっているうちに、無性に眠くなってきました。
午後3時以降に眠気が襲ってくるのはよくあリますが、単調な直線路が続くというのもその一因。
セブンイレブンで小休止。ヘルメットを枕にして、ちょっとナッピング。

眠けを強く感じるものの、やはりコンビニ駐車場では眠れません。
メガシャキを一気飲みして、出発。

ここから、峠にアタックしますが、胃がムカムカして絶不調。
なんども足つきをして休みながら進みます。
カプサイシン入りのカフェインドリンクは、胃によろしくないです。
南房総市に入る

這う這うの体で峠を越えたら、長いダウンヒル。海岸線まで一気に下っていきます。
前方に南房総

■ 南房総のリゾートを行く

ようやく眠気も治まり、明るいうちに距離を稼ぎます。

この辺りになると、勝浦や鴨川あたりの賑わいがなくなり、ちょっと寂しい雰囲気に。

房総フラワーラインに入ると、一変して南国リゾート。平たん路が続きますが、なぜかペースがあがりません。
疲労のせいかとその時は思いましたが、後の区間でペースが戻っているので、どうやらその区間の舗装がよくなくて、転がり抵抗が大きかったためのよう。

走行距離が150kmを超えました。まだまだ行けそうです。
ピナレロGAN Sで初めての本格ロングライドですが、踏み込み過ぎないよう、トルクをかけないよう気を付けて、ペダリングをしていれば、このくらいの距離でも問題なくこなせます。

半島の先端あたりでは、漁港をいくつか通過。スーパーで売っている千葉県産のお魚はここで水揚げされているのでしょう。

そろそろ日没です。アイウェアを夜間用のクリアレンズに交換し、VOLT800とXB-356Bを点灯。

VOLT800は大変優秀で単独でも使えます。30km/hくらいの速度が出ても不安を感じません。XB-356Bは明るさが不十分で照らす範囲も狭いため、せいぜい近距離用の補助灯扱いかな。それでも低速走行なら、使えるし、なによりも電源が補給容易な単三乾電池という点は安心感があります。

■ 暗闇の西崎を回って、館山へ

完全に日没になりました。交通量が多少あるので、怖さはありませんが、次々と現れる小さな丘に苦しめられます。

この辺りは相模湾のはずですが、海は漆黒の闇で何も見えません。

夜遅くなって、館山に到達しました。

そろそろ200kmですが、平たん路なら、まだまだ行けそうです。

■ 深夜の林道で悪戦苦闘

ただし、この先、林道の3連峠越えがあり、その先に、標高差300mの鹿野山が待ち構えています。

この林道、とんでもない難所でした。

一応、舗装してあるものの、状態は悪く、ところどころに穴が開いています。
さらに、最近通過した台風で落ちたのか、枝葉が路上に散乱しています。集中して危険個所を見逃さないよう低速で上っていきます。
しかも、けっこうな勾配があって、コーナーは10%台半ばくらいの激坂。
心拍が上がって、リミットの160を超えしまうため、足を付いて小休止。

すると、動物の鳴き声が耳に入り、獣の体臭のような生臭い臭気が漂ってきます。
身の危険を本能的に感じるため、短い時間でも停止していられません。

そんな林道の峠を3本も連続して越えるのです。
街灯がまばらにあるのが唯一の救い。

50過ぎの老ディーが、なんで、こんな無茶なことをしているのだろうと、自分に呆れてしまいます。

恐怖と戦いながら、なんとか、3本目の峠をクリアして、下ってくると人里に出ました。
人気(ひとけ)があるのが有難い(苦笑)。
やけに賑やかだなと思ったら、山車が何台も出ていて、お祭りをしているようです。

ここで、山車の通過待ちのため、通行止め。
警備の人に頼んで、自転車を通してもらいました。

古き良き日本の夜祭り。実に美しい光景でした。

■ 鹿野山を四苦八苦して上る

コンビニで補給を済ませたら、最後の峠、標高差300mの鹿野山です。
観光牧場があるところなので、日中なら楽しい場所でしょうが、夜は真っ暗闇でなにも
見えません。それでも、林道ではなく、ちゃんと整備された一般道であることが有難い。

前半はなんとか上がってこれましたが、中盤以降は勾配がきつく、ついに脚が止まってしまいました。
もう、脚が残っていません。完全に売り切れです。

休み休み上り、途中で押歩きを入れたりして、たっぷり時間をかけ、やっと頂上に辿り着きました。

その頂上では、自動車で峠道をサーキット走行している若者のグループがたむろしていて、こちらを不思議そうに
眺めています。
自動車でも二輪車でもない、得体のしれない明かりが静かにゆっくり上がってくるのが、不気味だったよう。

「えっ、自転車でこんな時間にここまで登ってくるの?」



そんな声が聞こえました。

この山は、2段ピークになっていて、かなり凹みましたが、2つ目のピークから豪快なダウンヒル。気温は12℃くらい。
先を急ぎたい気持ちが強くて、汗をかいているのに、ウィンドブレーカーも着ず、そのまま下り始めてしまいました。
疲労しているせいか、あまり寒さを自覚していません。

コーナーの先が見えずに、路肩の壁に激突しそうになったりしましたが、なんとか麓まで下りました。

■ 冷たい向かい風のなかを稲毛海岸まで戻る

後は、70kmほどを残すだけ。この先は、峠も山もありません。

気温は14℃くらい。弱いながら向かい風のため、ペースがあがりません。惰性でペダルを回して20キロ台半ばを維持するのが精いっぱい。
もう脚は全く残っていません。

コンビニで小休止のつもりで、冷たいスポーツドリンクを口に含みました。すると、たちまち吐き気が。

しばらく休もうと決めて、腰を下ろしました。そこは、冷たい北風を遮るものが何もない路上の縁石の上。

ようやく、ウィンドブレーカーを重ね着します。

■ 公道サイクリングで遭難ってあり得るのね~

どうも、様子が変です。寒いという自覚がないため、うかつでしたが、気温12~14℃の中、標高差300mのダウンヒルを下り、そのまま向かい風の中を走行していれば、体感温度が相当下がっているはず。

18時間ほぼ連続してサイクリングを続けていて疲労困憊
晩秋の夜間なのに夏ウェアを着用
冷たい飲料を飲もうとすると吐き気がする
寒いという感覚がないため、風を避けられる場所で休もうとしない
判断力の低下



そうです。低体温症の前兆です。
たまたま、少し前に山岳遭難の本を読んでいて、低体温症の知識があったのが幸いしました。
奇声を発するところまで、症状が進みませんでしたが、もし、そうなったら、公道サイクリングで遭難という恥ずかしい事件になったかも…。

身体を温める必要性に気が付いたものの、屋内で座って休息できるコンビニがなかなかありません。

コンビニを見つけるたびに立ち寄って、温かい飲み物を買い、ゆっくり飲みなから小休止を繰り返して先に進みました。

やっと、店内に休息コーナーのあるファミリーマートを見つけて、1時間ほど休ませてもらいました。
これで一息つけました。

再び、外に出て自転車で走り始めると、途端に寒さを感じます。速度は20km/hも維持できません。

千葉市街に近づいたところで、24時間営業のデニーズを発見。
入店して、温かいスープをオーダーし、夜が明けるのを待ちます。

朝になると、風もやんで、なんとか稲毛海岸駅までたどり着けました。
ゆっくり時間をかけて輪行収納。新幹線で帰路に。
走行距離 302km、獲得標高2500m のロングライドでした。

■ ピナレロ GAN S は、ロングライドに使えるか?

GAN S はメーカーのマーケティングではレーシングモデルという位置づけのバイク。
今回、実際に走ってみた印象として、200km以内の普通のロングライドであれば、十分に使えます。
ロングライドを速いペースで走るのに向いています。
GAN Sのように乗って楽しいバイクなら、ロングライドの楽しさを増してくれるでしょう。


ただし、ブルべなどで 300km以上を連続して走るという過酷な長距離ライドには、それに適した機材を選択した方がよさそう。
どうしても、扱いが雑になってしまうため、そういった扱いで傷んでも気にならないバイクの方が良いでしょう。


【 2017/01/05 (Thu) 】 自転車生活 PINARELLO GAN S 2017 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

老ディー

Author:老ディー
愛知県の真ん中あたりに在住のフィフティーズ自転車少年。
あることがきっかけで、30年ぶりに自転車の楽しさを再発見しました。
持病と上手に付き合いながら、日々マイペースで楽しんでいます。
フォーティーズの自転車女子も時々登場♪。

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